厳選したヨーロッパのタンニン鞣しの革を中心に使い、一点物の総手縫いの革小物の制作・販売をしています。leon


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本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。

最近チラホラと耳にすると思うバケッタレザーについて、
書いていこうと思います。


本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17273973.jpg


バケッタ製法の発祥の地は、
イタリア・トスカーナ州です。


バケッタ製法とは、1000年前から
受け継がれていた、
歴史的な製法の鞣し方のことです。
一度継承が途絶えて幻の製法となっていました。

現在ごく一部のイタリアのタンナーが
秘密のレシピを復元し、
改良しています。

一度途絶えたでけに、厳密な定義は、
難しい部分があることも確かですが、
いろいろな情報と、
私が実際に「バケッタレザー」を使い、
革小物を制作し、
実際に革小物を普段使っている中での、
見えた共通する印象を交え、

「タンニンなめし」「バケッタレザー」
違いについて説明していこうと思います。



他のタンニンなめしとの違いは、
100%タンニンなめし(植物のタンニン)であることと
「加脂」(オイルを加えること)です。




「時間・工程・経年変化」


バケッタ製法は、限られたタンナーの
熟練した職人によって、
手作業で行われています。
クロムなめしと比べ、膨大な手間と
時間がかかる工程があります。


クロムなめしは早いもので24時間以内

バケッタ製法では実に1年以上かかるものも
あります。



この時間の掛かる工程に選ばれる革は、
当然最高品質のものに限られます。
(フランス産・スイス産など)

一部を覗いて、染料仕上げのため、
革の表情がダイレクトにでます。

それが、経年変化(美しく磨き上げられていく)

経年劣化(乾燥による割れなどで消耗していく)の分かれ目です。



そこで、重要な役割をするのが、
「加脂」です。
多大な時間をかけ、タンニンで鞣した後に、
さらに、じっくりと、牛脂や魚脂や植物油に
漬け込みます。

オイルにくぐらせているだけのものと違い、
オイルを革の芯まで染み込ませます。



そうすることで、
たっぷりのオイルが革の中に含まれ、
バケッタならではのしっとりとした手触りと、
使用により、革の中からのオイルで磨かれ、
美しい艶をまとい、
ひび割れを起こしずらく、耐久性があります。


ブライドルレザーも堅牢という
イメージが有ると思いますが、
厚手のものを曲げると、
割れを起こすこともあると知られる革です。



ブライドルレザーが(剛)の強さなら、


バケッタレザーは(柔)のしなやかな強さです。




「ケア」



このたっぷりのオイル分があるため、
メンテナンスは、
ブラッシング・乾拭き・水拭きで大丈夫です。



靴磨き同様、他のメンテナンスオイルや
ワックスで光らすよりも、
本来の美しさが出ます。

(オイルが抜けていないのに、
更にオイルを入れると、
植物の肥料過多のように、
革にもあまり良くありません。)




「色」


色の変化も、
手染めの技術とオイルや蝋を含むものもあり、
美しく変化をとげていきます。
(濃い色はわかりづらいものもあります。)



「安全性」

革小物は手でさわり、そのままその手で
食べるものに触れるものなので、
天然成分であることは非常に重要です。


欧州の調査では、クロムなめしの工程で
3価クロムが6価クロム(猛毒)に変化し、
その残存例があるという結果もありますので、

素肌での激しい摩擦には
注意を払う必要もあるかもしれません。

(私の住んでいるところもそうなのですが、
燃えないゴミで革小物が捨てられない一つの要因です。)


※安全性には、
色々な捉え方があると思いますので、
あくまで私の捉え方です。




これらが、
本革(クロム鞣し・顔料仕上げも含む)と、
タンニン鞣し
バケッタ製法による、
イタリアの「バケッタレザー」
違いだと私は思っています。



私のところの革ですと、


「エルバマット」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・イタリア産)

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_1729558.jpg




「アラスカ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・
100%タンニン鞣し・イタリア産)
本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_14470287.jpg




「イタリアンヴィンテージバケッタ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・
100%タンニン鞣し・イタリア産)
本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_18361830.jpg






「イタリアオイルバケッタ」は、

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・イタリア産)

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17292279.jpg




「アリゾナ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・
手もみシボ加工・イタリア産)


本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_1730199.jpg





「プエブロ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・イタリア産)


本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17301562.jpg


「ブッテーロ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・イタリア産)

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17303553.jpg




「ハバナ」

(バケッタ製法・染料仕上げ・ヌメ革・100%タンニン鞣し・イタリア産)


本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17304667.jpg







「ルガトー」


(タンニン鞣し・染料仕上げ・ヌメ革・アイロン光沢仕上げ・ベルギー産)

※アイロン加工は革の表面にアイロンの熱を加え、
革を引き締め、光沢を出すものです。

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17311773.jpg





「UKブライドル」

(タンニン鞣し・染料仕上げ・ヌメ革・イギリス産)

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_1732296.jpg





「クロムエクセル」


(コンビ鞣し・アリニン染料仕上げ・
プルアップレザー・アメリカ産)

本物を知る人に支持される。バケッタ製法で作られる「バケッタレザー」とは?の説明です。_f0032021_17325415.jpg


です。



ご参考になれば、幸いです。






気に入ってもらえたら、インターネットのサイトで
レザーで作った大事な作品たちを買ってもらえたらと、
思います。
一つ、一つ丹精込めて制作しています。

使っている革はタンニンなめし
(植物のタンニンで鞣した革)の革と
上質な(染料染めの)コンビなめしの革です。
(タンニン鞣しとクロム鞣し)

革の持つ味わいを残しつつ、
使っていくほどに味わいが出ていく革です。

こちらから、お願いします。
メインの販売サイトは

https://manychoice.stores.jp/

(クレジットカード払い・銀行振込・キャリア決済・コンビニ決済・paypal・後払い・楽天pay可能です。)




(後払い・ゆうちょ振込・コンビニ払い可能です。)

上記サイトのみ送料無料

こちらでも、販売しています。

http://www.iichi.com/shop/F8595193
(クレジットカード・コンビニ払い可能です。)


新しく、アジアへのロングステイや格言写真などを
載せていくブログを相方とはじめました。
革以外の記事は移行予定です。
良かったら覗いてみてください。





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by sittemasuka | 2017-03-26 17:51 | バケッタレザーとは?