厳選したヨーロッパのタンニン鞣しの革を中心に使い、一点物の総手縫いの革小物の制作・販売をしています。leon


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革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて

今回は、疑問も多い革の種類と
手入れなどを中心に書いていきます。

色々な革を使っているので、分かりにくい仕上げなめし手入れについてです。

革には、いろいろな種類の動物・なめし・
染色による仕上げによって手入れが変わってきます。
わかりやすく書くと、

タンニンなめしorクロムなめし(皮から革にしていく工程)
染料仕上げor顔料仕上げ(色付け)


実は手入れは難しいようで簡単です。
良い革製品を買って、乾拭きだけです。


良い革を使っている製品であれば、
オイルケアはあまりいりません。
かえって、オイルの多すぎで、
質感を損ない、カビなどの原因にもなります。


なので、普段は馬毛(馬毛はとても柔らかく、
革を傷つけずにほこりをとる事ができます)
のブラシで毛穴のや表面の汚れをおとし、
綺麗な手でマッサージしてあげて、
柔らかい布で乾拭きなどです。


重要なのは、人間の皮膚と同じように考えてもらえれば、わかりやすいですが、
清潔に保ち、毛穴から良質な油を革自体が出せるようにしてあげれば、
いいだけです。



たまに汚れがひどい時には、
固く絞った柔らかい布で優しく拭いてあげ、
乾拭き、染料仕上げの革は
色が若干濃くなることもありますので
拭き作業を均等に行うことがポイントとなります。


なお、このあとに保革剤を塗布する場合は完全に乾いてからに
してあげたほうがいいです。
乾燥が激しい時には、それぞれにあったオイルを少量塗り、
乾拭きブラッシングです。



革による大体のオイルの
使い分けを大まかに書きますと。


爬虫類
ヌメ革(オイルによってかなりの色の沈み具合があります)
カーフなどのデリケート
起毛している革
ブライドルレザー
コードバン
などです。



バケッタレザーについてはこちらを参考にどうぞ



うちの革で言いますと。


イタリアンバケッタレザー・エルバマット

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_8265699.jpg




イタリアンヴィンテージバケッタレザー

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_23172277.jpg



イタリアンオイルバケッタレザー

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。

革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_1132112.jpg




イタリアンオイルショルダーアリゾナ

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_15155531.jpg




イタリアンバケッタレザー・ミネルバリスシオ

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_23185784.jpg




イタリアンバケッタレザー・ブッテーロ

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_14304367.jpg



イタリアンバケッタレザー・プエブロ

(バケッタ製法タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。


革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_15492585.jpg

革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_1549282.jpg

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ルガトー

(タンニンなめし・染料仕上げ)普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。
革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_15153249.jpg




鹿革(ディアスキン・エルクスキン・染料仕上げ)は油分が多く、自分で油を出し、油分が抜けないためオイルケア不要です。ブラッシングのみで大丈夫です。
革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_151676.jpg


EUヌメ革「(タンニンなめし・染料仕上げ・顔料仕上げなし)
ニートフットオイル コンパウンド 236mlです。ヌメ革のエイジング促進と、栄養補給できますが、色は沈みます。

TAPIR (タピール)こちらは、すべて、自然の成分でできたオイルで、防水効果も高く匂いがいいオイルです。無色ですが、色が沈むかもしれません。
革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_19315639.jpg



下記のみ上質なコンビ鞣し、染料仕上げの革ですの革です。
オイルをたっぷりと含んでいるプルアップレザーですので、
色の深みを増し、独自のエイジングをしていく、
手触りの非常にいい革です。
水にも強い特徴を持っています。

スムースプルアップレザー(クロムエクセルレザー)
「コンビなめし・染料仕上げ」
などです。

普段は、良い革なので自分で良質な油をだすため、乾拭きブラッシングのみで大丈夫です。コバ(革の断面)はTAPIR (タピール)などを。
革小物の手入れとタンニンなめし・クロムなめし/染料or顔料仕上げについて_f0032021_1019686.jpg



私は、タンニンなめしの染料仕上げの革が最高に好きです。
(エイジングを楽しめます)
顔料染め・クロムなめしは、
あまり経年変化はしていきません。


「タンニンなめし」
タンニンなめしできれいな革は、素肌美人の革です。
革の状態がそのまま出ます。
パッと見はわからないかもしれませんが、
少し経つと違いがよく見えてきます。
※顔料染めではなく、染料染めの場合のものと思ってください。


タンニンでなめされた革の特徴は、水をよく吸い、
傷がつきやすく(油分を含んだタンニン革などは、
傷がついても布で擦ることにより目立たなくなりやすい、汚くない傷です。)

丈夫で、質感光沢や形が使用する人に馴染み、
オンリーワンのアイテムになっていく革です。

革本来の味を楽しみたい人には、
たまらない革です。




クロムなめし
一部のいいクロムなめしはではなく、
市場の殆どに出回っている大量生産されている
クロムなめしについてと
捉えてもらえると良いかと思います。
特徴としては、柔らかく、柔軟で、短時間でなめすことができ、
安価で、耐熱性がある特徴を併せもっています。



経年変化はあまりなく、金属なめしのひとつで、
塩基性硫酸クロムという化合物を溶かした溶液でなめし、
燃やした際に有害物質を発生させる場合があるため、
処分の際には注意が必要なものが多いです。



染料仕上げ
タンニンなめしと同様傷や個体差がそのままでるので、綺麗な革は、素肌美人の革です。
染料で染み込ませる仕上げ方です。
素材そのものを活かすことができます。
その一方で、表面的には、
顔料のように均一な色着きではなくムラができますが、
そのムラができるからこそ、革らしさを表現できます。
又、経年変化をたのしめ味のある革らしい
革が好きな方は染料染めの革がおすすめです。




顔料染め
ペンキを塗るイメージで色付けをする仕上げ方で、
発色が綺麗ですが、
革の個体差や質感はあまり感じられませんし、
綺麗な革には使わないように思います。
もともと素肌美人の革やしっかりなめされた革に
厚塗りのペンキをかけることは考えにくいからです。


色も質感も均等で、傷にも強いように見えますが、
革自体が呼吸できなくて、
革本来の質感も変わり、
早く老化して買い換えてもらえるように
作られた革のように感じられて、
好きではありませんが、市場のほとんどは、
クロムなめしの顔料染めのものばかりみるので、
見ていても触っていてもあまり面白くないですね。

高額なブランド物の製品も、
コバ(革の断面)も液体を塗るだけで、
すぐに剥がれてしまう、いわゆる塗りこばで、
磨いているコバと違い、
磨き直しもできず汚くはがれていってしまうものばかりです。




クロムなめし、顔料染め、
塗りコバがブランドになると高額になっていて、
何だかがっかりする機会が多いので、
しっかりなめされた、
生き生きしている革に触れていると、
素材のいいもので手間をかける大切さに
日々気付かされています。



長くなりましたが、読んでいただけてありがとうございます。

気に入ってもらえたら、インターネットのサイトで
レザーで作った大事な作品たちを買ってもらえたらと思います。
一つ、一つ丹精込めて制作しています。

使っている革はタンニンなめし(植物のタンニンで鞣した革)の革と
上質な(染料染めの)コンビなめしの革です。(タンニン鞣しとクロム鞣し)

革の持つ味わいを、残しつつ、使っていくほどに味わいが出ていく革です。

気に入ってもらえたら、インターネットのサイトで
レザーで作った大事な作品たちを買ってもらえたらと、
思います。
一つ、一つ丹精込めて制作しています。

使っている革はタンニンなめし
(植物のタンニンで鞣した革)の革と
上質な(染料染めの)コンビなめしの革です。
(タンニン鞣しとクロム鞣し)

革の持つ味わいを残しつつ、
使っていくほどに味わいが出ていく革です。

こちらから、お願いします。
メインの販売サイトは

https://manychoice.stores.jp/

(クレジットカード払い・銀行振込・キャリア決済・コンビニ決済・paypal・後払い・楽天pay可能です。)




(後払い・ゆうちょ振込・コンビニ払い可能です。)

上記サイトのみ送料無料

こちらでも、販売しています。

http://www.iichi.com/shop/F8595193
(クレジットカード・コンビニ払い可能です。)


新しく、アジアへのロングステイや格言写真などを
載せていくブログを相方とはじめました。
革以外の記事は移行予定です。
良かったら覗いてみてください。





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by sittemasuka | 2013-10-09 15:17 | 革の経年変化とお手入れ