厳選したヨーロッパのタンニン鞣しの革を中心に使い、一点物の総手縫いの革小物の制作・販売をしています。leon


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皮革のエイジング(経年変化)についての説明です。時を刻む革小物Many CHOICE

最近お客様からお問い合わせいただきましたので、
タンニン鞣し(染料染め)のエイジング(経年変化)について説明いたします。

※私自身のエイジングのとらえ方ですので、これが正しいというものではありませんし、
革の種類、それぞれの方の使い方によって変わっていくものですので、
あくまで考としてお読みください。

革小物を選ぶ際に参考にしていただければと、思います。


{私自身のタンニン鞣し(なめし)
(染料染め)のエイジングの定義は、}


1・革の自らのオイルで、しっとりと
透明感のある光沢を増していく。
(手の汚れなどの油で光るのとは違います)


2・使い方によって、、繊維がほぐれ、馴染み、
柔軟性を増していく。
(革が割れたり、よれていくものではなく)


3・色にもよりますが、剥げるのではなく、深みのある色へと変化していく。
(汚れてくすんでいくものではなく)




{基本的な簡単なお手入れが重要です。}


いいエイジングをするためには、人の肌のように何よりも清潔に保ち、栄養を与えてやることが大事です。
しっかりと鞣されているタンニン鞣し(染料染め)の革は呼吸をし、
自らの良質なオイルを出してくれますので、
お手入れの基本は、非常に簡単です。


日常は
柔らかい布(綿100%がいいです。)で乾拭き、できれば馬毛などの柔らかいブラシで
ブラッシング。

汚れや、油や日焼け止め、化粧品など、薬品などで、
革を触った後は水で濡らした柔らかい布を固く絞り全体を優しく拭きあげて、
柔らかい別の布で拭いてあげるだけです。
それと、日頃清潔な手で優しくなでてあげると、
手からのオイルで、革はいい状態を保てます。



保管は、風通しのいい日陰がいいです。



染料染めのタンニン鞣しのいい革は、毛穴からオイルを出してくれるので、そのオイルで栄養を補給できます。
毛穴を汚れや薬品などで塞いでしまうと、オイルがでずらくなり、
呼吸が出来ない状態で、
汚れがたまり、栄養はとどこおり、
カビなどの原因にもなります。
(日頃革小物を使用していて、清潔な状態を保つと、ビが生えることは個人的にはないと思います。)



あまり十分に鞣されていない革や
素材の革の状態があまり良くない革
の場合、
栄養補用のクリームなどが必要かと思いますが、
素材と鞣しの良い革は、よほど長い間の使用でない限り、
クリームは基本的にいらないかと思います。

かえって、栄養が多すぎてクリームなどが残っていると、
カビの原因になります。




{エイジングする革の質と
コバ(革の断面)からみる革選びの視点}


個人的な経験によるものです。

牛革とひとこと言っても、非常にたくさんの種類
(革を鞣すタンナーによっても全然違います。)がありますので、
革小物を制作するまで分からないことだらけでした。


過去には、ブランド物のかなりいい値段の革小物を使ってきましたが、
今でも愛着がありながら、
手元にあるものは、ほんの数点の靴だけです。
エイジングをする革に出会ってからは、革の見方が
まったく変わりました。





「簡単な見分け方のポイント」は、

染料染め顔料仕上げです。

染料染めは浸透するもので、水彩絵の具が紙に染み込むイメージです。

顔料は、アクリル絵の具やペンキの様に、紙の上に層を作り、上にのっているイメージです。


簡単に考えて、染料染めは革に染み込むので、革の質感表情
ダイレクトに透けて見ることが出来ます。

なので、染料染めの革で、潤いがあり、状態がきれいな革は、素肌が綺麗な革です。




対して、顔料染めは上からペンキを塗るようなもので、質感や元々の革の状態や表情がわかりません。
ぱっと見は、均一で綺麗に見えます
毛穴も塞がれてしまうので、変化はペンキが剥がれるか、
汚れで光るかになってしまいます。


なので素材がいい、よく鞣された革に顔料仕上げをするとは
考えにくいです。

新鮮な魚は刺し身で食べますし、
状態があまり良くない、魚は加工をするのと似ているような気がします。



産地の表記についても、参考になるかと思います。

自信があって、おすすめできる物は、
食品のように、どこで生産され、どのようにこだわっているかを書くと思います。
国産では、どこのどんな状態の物でも国産です。



それと似ているものは、本革です。
原料は何かしらかの革であれば、
クロムなめし顔料仕上げでも本革ですし、
クロムなめし染料染めでも、
タンニン鞣し顔料仕上げでも、

タンニン鞣し染料染めでも

コンビなめし染料染めでも
コンビなめし顔料仕上げでも本革です。



シンプルに考えて、自信のある革でしたら、
素直にどこで作られて、どういう工程で、
どういう革かを書くとおもいます。
表現が曖昧なものは、自信がないものでは?ないのかと思ってしまいます。
革の値段も数十倍違います。



顔料の良い点はもちろんあります。
発色が良く、汚れがつきにくく、革の表面の状態は均一なことです。
水も、ペンキが水を弾くように、割れていない限り染み込みにくいことです。
なので、買った時の状態を保つには適しています。



●コバ(革の断面)の仕上げにも共通する所があります。
大まかに分けますと、

磨き仕上げ

顔料仕上げ

ヘリ返し(表の革を折り返す)仕上げ
があります。


コバの仕上げは千差万別なので、一概には言えないことを前提に書きますと。

磨き仕上げは、革の断面をそのまま磨き上げ、焼締め、蝋など人によって違いますが、
革の質の違いが出ます。

状態がひどくなければ、磨きな直しができます。
もちろん作り手によって、1工程にも出来ますし、
私もそうですが、10工程以上をかける方もいますので、
強度や仕上がりは全然違います。



●顔料仕上げは、ペンキを上に塗布するので、簡単にいえば、断面にそのまま塗れば終わりです。
見る限り出回っているほとんどの製品は顔料仕上げです。

ただこの顔料仕上げでも、しっかりと磨きがかけられ、
数回丁寧に塗り重ねている製品もありますので、
どちらが良いかは一概には言えないところです。

ただ、雑にゴムのような物が塗ってあるようなものは、
あまり丁寧に作られているものだとは思えません。
剥がれると、修復も難しいです。



「磨き仕上げ」でも「顔料仕上げ」でも、綺麗に仕上げられているコバはとても綺麗で、手触りもいいです。




●ヘリ返しは薄く漉いた革を折り返して、コバにするので、いい革を使っていれば、長持ちしますし、
あまり良い革でなければ、短い時間で擦り切れてしまいます。
擦り切れると修復は難しいです。

統一感もあり、内縫の物の用に、革と作りが良ければ長持ちします。



人それぞれですので、
どれが自分に合っているかによって、選んでいただければ良いかと思います。


{タンニン鞣し(染料仕上げの魅力)}

長くなりましたが、タンニン鞣しの染料染めの革は、
元々の革の状態が出ます。

生き物なので、傷もありますし、部分部分で質感も強度も違います。
水に弱く、傷もつきやすく、手入れも必要になっていきます。

手間はかかりますが、それ以上に「育てる楽しみ」があります。
生き物ですので、大げさではなく一つ一つ違います。

時を刻む革は、使い手によってエイジングも全然違います。
傷にそれぞれ思い出が刻まれていきます。

手間がかかり、情熱を持って人が作る革や革小物には、
便利さや均一さ以上の魅力があると思います。

手入れをしながら使うものは、どこにもない「自分の物」になつていきます。

そんな楽しみを感じていただければ、幸いです。



●最後に私が使っているルガトーとアリゾナの革小物の
一部を載せておきます。

f0032021_2081722.jpg


ルガトーはゆっくりゆっくりとエイジングをしていきます。
使い手だけがわかるようなスピードで、美しく熟成されていきます。


写真ではわかりづらいですが、参考になればと思います。
新品
f0032021_206529.jpg


エイジング
f0032021_207349.jpg

f0032021_2071186.jpg


新品
f0032021_207282.jpg


エイジング
f0032021_2074768.jpg




アリゾナは、たっぷりのオイルのおかげで、比較的早く色や質感が変化していきます。

新品
f0032021_2094963.jpg


エイジング
f0032021_2010737.jpg


新品
f0032021_20104726.jpg


エイジング
f0032021_2011947.jpg




エイジング(アルノブルー)
f0032021_13174268.jpg

f0032021_13175041.jpg




あくまで、一例ですので、実際にはそれぞれの方の使い方で、全然違いますし、
実際に使っている本人だけがわかる変化の方がはるかに多いので、
参考にしていただければと、思います。

Many CHOICE
by sittemasuka | 2015-06-15 20:27 | 革のエイジングとお手入れ | Trackback
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