厳選したヨーロッパのタンニン鞣しの革を中心に使い、一点物の総手縫いの革小物の制作・販売をしています。leon


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カテゴリ:お気に入りの良い物・本( 45 )

チーク無垢材のローテーブル・修復と蜜蝋・味わいを増していくもの達

新しい生活に向けてローテーブルを探しに探し、
新品と迷ったげく、中古のチーク材の
無垢のテーブルを買い、修復して新たに命を入れることに
決めました。

手に入れたローテーブルは、手彫りで仕上げられた
人が手作業で作ったものです。

前の持ち主は、あまり掃除などもしていないようで、
ホコリ、傷、オイル不足、天板の裏に達するクラック
などで悲鳴をあげていました。


無垢材(オイル仕上げ)のいいところは、
合板と違い、ヤスリがけとオイルを入れられるところです。

買った当初


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まずは、ブラシと乾拭きで徹底的にホコリを落とし、
水を含ませて、よく絞った綿100%の
柔らかい布拭き上げ、
激落ちくんで輪染みなどの汚れ部分を削り取り、
ネル生地で磨きました。

その後、木目に沿ってあら目のヤスリで、傷を丁寧にヤスリ、
400番 600番のヤスリで仕上げました。


ステインが取れ、本来のチーク材の色と木目が
現れました。

f0032021_1231026.jpg



再び削りカスを乾拭きとブラシで落とし、
クラック部分をオモテとウラ両方に、
熱した蜜蝋を丸錐で、
溶かし込んでいきます。


f0032021_12364171.jpg


その後ヤスリをかけて、
拭き上げて平にしました。

f0032021_12372212.jpg



愛用のオールドヴィレッジのオイルを薄く布で
伸ばし、たわしで木目に塗り込み、

ネルで磨き上げました。

美しい木目と滑らかな手触り、
生き生きと命を取り戻してくれました。

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あとは、毎日の乾拭きで、清潔さを保ち、
つややかに仕上げていくだけです。


無垢材は熱いものを直接のせたり、
水ジミにもなりやすく、(チークは水には強いのですが)
ものを長期間置いてはいけないなど
丁寧に使う必要がありますが、
木目の美しさ、手触り、
自分でメンテナンスができるなど、

ケア次第では、とても長く使える美しい素材です。

革と同様、いい天然素材は、少しの
手間がかかりますが、

その手入れの時間が、とても心地よく
その時間を通し、自分のものになっていく
良さがあります。

そして、何より美しいです。
by sittemasuka | 2018-11-12 12:49 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

寝具先進国オルセリオセル、折りたたみマットレスの実力。

寝具は、奥が深く何度失敗を重ねてきたことでしょう。

作品作りにも、睡眠は非常に需要です。

前回は、巨大なイケアの8年保証のマットレスを
買いましたが、はじめは良かったものの、
2ヶ月もしないうちに、沈み
腰が痛くなる始末でした。

引っ越しの際に茅ヶ崎市は、
マットレスの粗大ごみ回収は
していないとホームページに載っていたものの、
電話をしてみると、

ダブルサイズまでは、市の委託業者が、粗大ごみ回収を
してくれるとのことで、

ダブルはそのまま出せたのですが、

クイーンサイズは、半分に割らなければならず、
1、2時間ほどの格闘の末マットレスを分解しました。


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もう、スプリングマットレスは買わないと、
心に誓い、敷布団を探し始めて、数週間やっと見つけたと
思ったのが、
イタリアの寝具DORMEOの3つ折りマットレスでした。

イトーヨーカドー、通販と在庫を探したのですが、
在庫が見つからず、


同じ構造のイタリア製の3つ折りマットレスを3っつ
導入しました。

「オルセリオセル」です。

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使用がまだ二ヶ月なので、耐久性ははっきりとは言えませんが、

寝心地、寝返りのしやすさはこちらのほうがかなりよく、
腰も痛くありません。

ヘタリも現在のところまったくなく、

3つ折りなので、毎日空気の入れ替えもできます。

幅も外国サイズなので、97cmと広々寝られます。


そして、廃棄の際、燃えるゴミでとして自分で切って出せるのが、
今回のポイントです。

2年ほどもってくれてば、またこのマットレスにしようと
思っています。


あくまで、主観ですので個人的なおすすめです。


快適な睡眠は、体や腰に負担がかかる
革の仕事にとっても、非常に重要です。



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by sittemasuka | 2018-11-07 11:32 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

インド・カンタ刺繍の鳥の布・味わいを増していくものたち

鎌倉に引っ越してきてはや2週間。
忘れかけていた人情に触れられる毎日が、
とても嬉しい今日このごろ。

やっと落ち着いていたので、
今回貯金を大幅に切り崩した、
自分たちなりに選んだ品々を少しずつ
ご紹介していきたいと思います。

まずは、スチールラックを覆う布探しで
やっと見つけた
かわいいやつです。

インドのすべて手縫いの
カンタ刺繍の鳥たちです。

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多分数人の人で刺繍をしたのであろう
鳥の表情もできもバラバラの出来と温かみ。

裏は、玉止めの嵐です。


色といい、鳥の表情といい、植物のバランスといい、
かなりお気に入りに布です。

スチールラックよりも遥かに高い布が部屋を
明るく暖かくしてくれました。

手仕事はとても良いものです。


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by sittemasuka | 2018-10-30 19:54 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

ノースフェイス・アルパインライト・ガゼル・ミレートレッキングパンツ比較・味わいを増していく者たち

ここ数年、山に街に海に家に大活躍のトレッキングパンツに
ついてです。

今年は更に輪をかけて暑すぎるので、ほとんど
山用の服を着ている次第です。

動きやすく、蒸れず、熱くなく、普通の服とも
相性抜群の4点の
春夏用(ノースフェイス・
ミレー・LD ALSACE EVO CARGO PANT)2点と


オールシーズン(ノースフェイス・アルパインライト、
ガゼルパンツ)
用の2点です。

私の体型は169cm54kg程です。


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夏用のミレーMサイズ
LD ALSACE EVO CARGO PANTは

野暮ったくない、スッキリとしたカーゴパンツです。

シルエットは、ほっそりとしていますが、
タイトではない程よい感じ。

軽く、通気性も抜群で、程よい股上の深さで、
足上げもスムーズです。

サイドのポケットは、小さいので行動食や小物が限度の
深さなので、歩きやすさを優先しています。

生地の耐久性もあり、撥水はまーまーな印象です。

ベルトは少し硬いですが、ポケットに財布を入れて
歩いても緩みにくいので、いい感じです。

裾のドローコードは、家にいる時は、邪魔ですが、
靴を履けばもちろん邪魔になりません。



オールシーズン用のノースフェイス
アルパインライトパンツSサイズは、

ほっそりとしたシルエットですが、
キツすぎず、冬場は、ノースのアンダーHOTの
スパッツを履いてもピチピチにならないほどです。

シルエットはとてもスッキリしていて、
程良くスポーティーです。

バーブライトと似たシルエットですが、
膝の切り替えなどは、バーブライトのほうが
スッキリしています。

細身でも、4方向にストレッチが効いているので、
足上げも、しゃがんでもとても動きやすく、
よく伸びます。

厚みは多少ありますが、夏でも通気性がいいので、
暑くありません。

ベルトはなく、スナップと打紐で留める仕様ですが、
紐なしでもずれ落ちてきません。

裾も折り返さずにジャストな丈で、
ドローコードがないので、快適です。

服装を問わず、オールデンと合わせてもいい感じです。




ノースフェイスガゼルチノパンツMサイズは、

一見トレッキング用のパンツに見えないシルエットで、
股上が、アルパインライトと比べあるため、
チノパンのシルエットですが、とてもスッキリとしています。

太さも適度にあるので、ゆったりと履けます。

厚みは、アルパインライトよりも薄く、
ミレーのLD ALSACE EVO CARGO PANT
よりも少し厚いハリのある生地です。

ベルトはカチッと留るバックルと紐の締め具合で
調整できて、腰回りに少しゴムが入っていて
少しストレッチがあります。


全体的にストレッチ性はあまりありませんが、
ゆったりとしたシルエットなので、
足上げも、しゃがんでもとても動きやすいです。

通気性もよく、夏でも暑くありません。

ノースフェイスのロゴも後ろポケットに刺繍してあるので、
ノースフェイスの主張が控えめで、
更にどんな服装にも合わせやすいです。

もちろん山でもいい感じです。
by sittemasuka | 2018-08-25 18:09 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展と「不安」について。

人の作るものを見に行くのが好きです。
特に小奇麗ではなく、情熱や執念のようなものを
見たり感じたりしたいんです。


最近は、映画・本・音楽・絵に時間を見つけては
触れています。


そんな中最近印象深く、おすすめしたいものがあったので、
書きたいと思います。

八王子で現在開催中のエドワード・ゴーリーの
優雅な秘密展です。


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最近物語や線画にピントが合っていたので、
ちょうど良いタイミングでした。

小さい会場ながら、原画が小さいこともあり、見ごたえがとてもあります。



団体客がいたので、、先に絵本を相方と先に読むことにしました。


「うろんな客」の絵だけは色々なところで見たことが
あったのですが、
なんの予備知識もなく見に行ったもので、
絵本の内容は知りませんでした。

実際の殺人犯の話や子供が死んでいく話などもあり、
けして心温まる内容ではありません。

しかし、悪意や世界を否定しているような
汚らしい表現ではありません。


ほとんどの小さな原画には
色は無く、濃淡は、線の強弱ではなく、
線の重なり、線の方向。

夥しい線の重なりは情熱を通り越して、
禍々しくもありましたが、
不思議と美しいんです。


私が感じたのは、
現実には色んな異質な人間がいて、
「死」がいつでも理不尽にすぐそこに
あるということだと。


最近再び見直した
セルゲイポルーニン  マルホランド・ドライブにも
同じたぐいの狂気・執念・情熱・美を感じます。


エドワード・ゴーリーは言っています。

「どういうわけか、人生におけるわたしの使命は、
人をできるだけ不安にさせることなんですよ。
 人はみんなできるだけ不安に
なるべきだと思うんです。
 世界というのは不安なものだから。」
      


私は思います。

「不安」に対して、ただいたずらに怖がることでは、
何も産まず、
どこへもいけませんが、

不安の正体を行動や考えの中でウソをつかず見つけ、

現実の世界をより良い方向にするために、
考え、行動することが必要で、

その出発点が「不安」や現実の状況をしっかりと
主観的(自分のこととして)に見つめることだと
思います。


危険を恐れ、周りにあるものを見ず、
間違うことを怖がり、
何も行動しないことが、

一番恐ろしいことだと思います。



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by sittemasuka | 2018-07-30 14:51 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

ファーバーカステル・エモーションとモンブランクラシック万年筆・味わいを増していくもの達

万年筆が久しぶりに欲しくなってから、数年たち文房具屋さんに
行くたびにしっくりとくるものを探していました。

これから苦手な
絵と文章も書いていこうと決意して購入しました。


最初の一本に選んだのはファーバーカステル・エモーションでした。
そして、相方と買ったのはモンブランクラシックです。


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ファーバーカステル・エモーションを選んだのは、
磨きの美しいクロームメッキと
梨の木のシンプルなデザインが
気取らずに持て、

太い梨の木のグリップと重さ、
書き味も良い点です。


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クリップ部分は、少し可動します。
開け締めはネジ式。


書き味は、少し紙に引っかかり、紙の上でシュッシュと
鳴るところがお気に入りです。


グリップは心地よい重さと太さです。
軽いペンと違い、安定感があり字が書きやすいんです。


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絵にしてもインクの出がそこまで多くなく
細い線が引きやすいです。


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モンブランクラシックは、ある意味ファーバーカステルと
対照的です。


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黒と金の端正な佇まい。

ペン先の美しさ。

太さはボールペンほどで、とても軽いです。

グリップは、さすがモンブランすべりません。


書き味は、水分の上を滑っているようになめらかで、
引っかかる感覚がありません。

インク量はやや多く、多少角度を変えても
字や線が途切れないのも優秀です。


字は滑るような万年筆独特の書き味なので、
やや玄人向けで、初めはファーバーのほうが書きやすく感じます。


文章や伸び伸びとした線を書く際には、滑るようにかける
モンブランの感覚はすごく重要です。


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デジタルでは味わえない世界とミリ単位の世界の違い、
作り手のこだわりを感じられる
万年筆で書く文章や絵の時間は
とても豊かです。


インクも相方と買いに行き、
数時間試し書きをして、
紺碧・山葡萄・朝顔を買いました。


どれも良い色で、色々な透明な色合いを集めていきたいです。


手間を掛け、紙やインクの違いをいろいろ試しながら
万年筆との相性を探る時間も、

物づくりをする上でとても大切な時間です。


制作に入る前の期間こそ一番重要な時間だと思います。


そこで、効率を優先するとごっそりと中身が抜けてしまいます。



万年筆も増えたので、2本差しペンケースを
制作しました。

詳細は、次回に書いていきます。


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by sittemasuka | 2018-07-16 11:34 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

DELTA社廃業と美しいペンと買い物について。

思い出深く、今でも一番使っているお気に入りのペン。
イタリアDELTA社のDELTAヴィンテージ。


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昨日、ファーバーカステルの万年筆を買い、
インスタグラムを何気なく見ていると飛び込んできたのは
DELTA社の廃業でした。


細部まで美しく、書きやすく愛着の持てる筆記具を製造していたブランドです。

文房具店に行くたびに、その美しさに魅了され、


いつか何かの節目にDELTAの万年筆を買おうと思っていたのに、
もう買うことができなくなるかもしれません。


これもデジタル化のナミなのでしょうか?

手間と時間をかけ、
良いものを作ることを優先したからなのでしょうか?


利便性や効率化の結果、荷物は少なくなり便利になる一方、
確実にフィルムカメラや筆記具やお金(貨幣)やCDやレコード
などを通した「文化」が失われていってしまっています。

文化は、効率化や利便性と違う、
不便さや過程を楽しみむものだと思います。



必要だから何かを買うのは、あまり面白くありません。
使い捨てるものを買うのもあまり好きではありません。



ただ使えるモノを買う時間よりも、
自分の気に入ったものを探し、買うのには、
膨大な時間がかかります。

でも、その時間もとても楽しい時間です。



自分の気に入ったモノを通して、自分の知らない世界や
それを作っている人々の世界を通して
自分の世界や、できること、楽しみを広げるために
モノを買います。


アナログの
良いモノは共通して、手間(お手入れ)が必要で
値段は高めです。


その代り手間をかければ、永く使えるし、
値段相応に良い素材を選択し、
値段以上に手間をかけている良いモノを作ってくれている
人々も本当に少ないですがいると思います。


安く、手間を減らしたモノのほうが、
利益が出ます。


いい素材を選択し、 手間を惜しまないモノは、
驚くほど利益が出ません。



美しいモノを作り、
多くの愛好者がいて、
ブランド力も兼ね備えるDELTA社が美しいモノを
作れなくなるということが、

買い手としても、作り手としても
とてもショックな出来事です。


願わくば、イタリアではよくある
復活劇に期待し、
新たなDELTAの美し製品を見せてほしいです。




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by sittemasuka | 2018-07-10 14:10 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

楽しいムーミン一家・ムーミン谷の仲間たちと「和」と「空気を読む」の違いについて

とても有名な「ムーミン」の原作を読んだことはありますか?

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最近海外の童話を読むのが、とても楽しくおすすめです。


ムーミンには、共通して、素晴らしい自然と
個性あるキャラクターにあふれています。


キャラクターたちは、笑い、楽しみ、悲しみ、怒り、他を思いやり、
尊重し、攻撃したりもします。


そして、みな自分の考えや、時間を持っていて、
展開が読めないのもとてもおもしろいんです。


仲間を思いやり、大事にし、力を合わせて悪いやつを倒していく、
予定調和ではない面白さです。


キリンジのdriftersの歌詞にある、
「みんな愛の歌に背つかれて、
与えるより多く奪ってしまうのだ」

ってことがない爽快さです。


その根底には、
一人の時間を大切にし、
自分の頭で考えて、自分で行動をすることが
あるのだと思います。


それは、日本で言う「和」の精神です。


私の思う「和」は、

「それぞれが違う人で、
それぞれが違う考え方をし、
違う考え方の人間を尊重し、
一緒にいるということだと思います。」



それに必要なのは、自分の頭で考え、行動し、
自分の考えを伝え、他人の考えを聴くことだと
思います。


違う人間だから、あきらめ、口をつぐむのではなくて、

話し合いや喧嘩をとおして、
中をとっていくことだと思います。


そこに自分の考えがないと、
ただ、人に気を使い、
違う人間と区別し、
「空気を読む」という思考停止状態になってしまうと思います。



「和」「空気を読む」真逆の状態だと思います。



「インドではこんなことわざがあります。

「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」


残念ながら日本のでは、人に迷惑ないように生きなさいと言われます。



ムーミンの中にある言葉は、
夢の世界の子供向けの小奇麗な言葉ではなくて、

時には汚い言葉遣いも含まれる、
「現実の言葉」「自分の言葉」で書かれていると思います。

だから、すっと心に入ってきて、少しホッとします。


街で変なやつを見たときの、あ~ちゃんとこんな人もいるんだという
安心感と似ているんです。




それと、ムーミントロールのトーベ・ヤンソンや
モモのミヒャエル・エンデさんは、

たぶん物語を書くことを初めに考えたわけではなくて、

自分の体験や経験の中で自らが感じたことを
伝えるために
わかりやすく「物語」に書いたのではないかと
思います。



結果のために過程があるのではなく、
積み重ねた無数の過程の先に
結果が生まれるのではないでしょうか。




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by sittemasuka | 2018-07-02 17:29 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

ミヒャエル・エンデ「モモ」と時間と仕事について。

ここ一年ほど、他の本ばかりで「物語」や
小説を読むことから
離れていたのですが、
久しぶりにいい本を読んだあとに文章にしたいと思って
書いていくことにします。



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ここ2年ほどの間、
革小物に対するご感想は、
ありがたいものばかりなのですが、

現実的な面での
仕事があまり上手くいかず、
葛藤と反省と改良を図る日々が続いています。


知らないうちに、見過ごしていたことや、
見てみぬふりをして、
「怠けいていた」部分を
一つ一つ見直し、
立て直しを図っている最中に
出会った本の中の一冊です。





モモには、時間は人生であり、意味のある時間、
無駄な時間
とは何か?という
問いかけが描かれています。



そこには、お金や物の面では
豊かになったように見える現代社会や資本主義社会で
「効率」の影で失われた「過程」を楽しむ
余裕や自分や仕事に対する誇りが失われていく過程も
描かれています。




個人的な考えですが、
誇りやり甲斐のある仕事が失われていくのは、


「目に見えない誰かのために、
他人の目的もわからない仕事をすることで
自らに嘘をつき、

嘘をついて自らの時間や仕事を
売ることで、自信を失い、

やがて無気力になって、
他人を羨み、模倣していく」

過程があると思います。





その影には、
「効率」と「お金」があります。


結果のために何かしようとすると、
その過程はとたんに、
つまらなくなってしまい、
つまらないことは早く終わらせたいので、
効率を求めるようになってしまうと思います。



時短お金を稼ごうとすると、
そこに関わってくれる人が見えず、過程を楽しめず、

過ちにも気づけず、
焦るあまり、自らの間違いを正すこともできず、

いつのまにか、「お金」が「人の命」よりも
「時間」よりも大きな存在になってしまい、

何のためにお金を稼ぎたいのかも
見失ってしまうと思います。



何かに迷うときに、私にはいつも「旅の記憶」があります。

旅には人それぞれの形があると思いますが、


私の旅は、オープンチケットを買い、
最初に行く国をきめて、
お金が尽きた時に帰ってくる
ことだけが事前に決めていることです。



事前に読むのは、お金のことと、言葉のことと
最初に行く国のビザ、
風習やデモや場所などの最低限の危険情報です。



宿も現地で探します。
頼りになるのは、自分の感覚と経験だけです。

1つ目の心地の良いドミトリーの宿が決まれば、
後はしなければならないことも、予定もありません。

自分の感覚に合う宿が見つかれば、
面白い人に出会えます。

宿に限らず、道や店や自然やバス停などでも。


色々な人と話す中で、今日や明日に行くところや
することが自然と決まっていきます。




あまり観光地には行かないので、土地を移動しては、
少しの間生活をします。
そこで新しい文化や人に出会います。



持ち物の中には、相棒のように楽器とカメラがだいたいあります。



楽器とカメラを通して人と合うことがとても多いのは、
喋れなくても時間を共有できる力があるからです。



英語が通じない地域でも、見えるものや聞こえるものは、
共に楽しむことができます。

そのことを通して、
表現する力を実感できました。



もちろん、時間や働きかたについても色々と体験ができました。

基本的にあまり同じような都市には興味がないので、
娯楽があまり無いところに行くことが多いのですが、


何もない所へ行けば行くほどに、
人間の距離とゆったりと流れる時間に出会えます。



やることといえば、
人と話し、その土地のものを食べて、
楽器などで遊び、仕事をしたり
屋根のあるところで寝る。



それと、衣食住と医者に行くお金さえあれば、
驚くほど、時間は濃密でしかも長いのです。


時間は確かに伸び縮みをするんです。


時間があると、時間を気にせずに人と話したり、
遊んだり、

遠出をして、
川の流れを見たり、

朝日を見たり、

夕日を見たり、

満点の星空をみたり

野生の動物や鳥や花や草木をみたり

海に浮かんだり。


毎日色々な違う日々を過ごすことができました。


その中には、無数の出会いと別れと再会と
一生忘れられない景色や音や匂いがあって、

その中で、自分の考えや選択肢や大切なものや
いらないものなどが見えてきます。


もちろん旅の中の生活は、
そこに何年もいる人々の生活における

現実の部分

お金や仕事。
あるものや、ないもの、
どうしようもないことなどが
欠けているので、
楽しめただけなのかもしれません。





私は今、革小物を作る仕事をしています。

新鮮に、制作に
のめり込む時期は過ぎ、


楽しさの中に同じぐらい葛藤や反省が
入り混じっています。

そのなかで、毎日
何とか次の段階へ、
その先の「自分にしかできない革の仕事」への道を
探しています。


お金や仕事を含めた「現実」なかで、
なるべく嘘をつかないですむように、
現実を変えながら、

人生の時間の過ごし方を探していきたいと
思っています。



今を生きるということと
未来を見据えて生きることの
両立はどのようにできるのかも含めて。



物事を見るということは、
経験に裏付けられた、
自分の基準を通して見るということだと思います。




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by sittemasuka | 2018-06-14 15:56 | お気に入りの良い物・本 | Trackback

カリンバ・トレブルとアフリカンチューニング・味わいを増していくもの達

これまで、ジャンベを中心にディジュリドゥ
・バンブーサックス、
波紋・口琴・カホーン・
色んな民族楽器を旅をしながらやってきた中で、


今でもやっているのは、カリンバです。

色々なカリンバの中でも、ヒュートレイシー社製のカリンバです。

弾きやすさ、音どれをとってもしっくりくる楽器です。

海に山に庭にどこにでも連れていける、良き相棒です。



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何となく弾いてみました。





















https://youtu.be/_sQNR4FjJZQ
by sittemasuka | 2018-06-06 19:17 | お気に入りの良い物・本 | Trackback