厳選したヨーロッパのタンニン鞣しの革を中心に使い、一点物の総手縫いの革小物の制作・販売をしています。leon


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カテゴリ:製作工程~革小物ができるまで( 1 )

革小物の製作工程について~全て手作業で作る・タンニンなめしの革小物

Many CHOICEで作る、タンニンなめしの革小物は、
他のものと何が違うのかを書いていこうと思います。

電動の機械は使用せず総手縫い
コバは切り目本磨き
にこだわり制作しています。


世間には、手作りと書かれたものがたくさんあります。

その中にも機械やミシンを使ったものも含まれていますので、
そことの違いを知っていただければ、幸いです。


お客様に向けた説明ですので、全体の工程をざっくりと書いていきます。


試行錯誤の中で、選びぬいた製作工程ですので、
コバを含め、記載できない部分があります。


「イタリアンオイルバケッタレザー」定番長財布の工程です。

f0032021_1631760.jpg



f0032021_20284184.jpg





①型紙製作

(何度も何度も試行錯誤しながら、制作していきます。)

②ケガキ

(型紙を革にあて、裁断線をひいていきます。)


f0032021_20322049.jpg



③ 裁断

(革の部分部分で表情が違うため、完成図をを思い浮かべながら裁断していきます。)


f0032021_2033590.jpg



④ 床面 (裏面の起毛部分)磨き

独自に配合した、ノリを床面磨き用の工具を使って、倒していきます。
私のところでは、更に1工程を加えています。

画像左になります。

f0032021_2043492.jpg



⑤縫線・金具の取り付け・ヘリ落とし(革の角を落とす作業)

f0032021_20353389.jpg



⑥コバ(革の断面)磨き1回目

コバ磨き前

f0032021_20454350.jpg



写真には載せませんが、
直接肌に触れるものですので、
染料以外全て天然由来のものを使用しています。
 
市販のコバ磨きスティックと自分で制作した、磨き道具と磨きノリを使い、
(画像のものは、市販のスティックです。)

磨き・ヤスリ・染料・焼きなど、12工程ほどかけて
革や革の部分部分で、磨き方を変えながら、磨いていきます。

f0032021_20492374.jpg






⑦穴あけ

下穴を菱目打ちで目印をつけ、
菱ギリで、一穴一穴開けていきます。

菱ギリで開けることにより、穴の大きさが整います。

(微妙なズレを手と目で確認しながら調整していきます。)

f0032021_2202111.jpg




⑧縫製

総手縫い。
ミシンでは縫えない糸を使え、2本の糸で1穴を縛り上げるように
縫うので、頑丈で、表情が豊かです。


ミシンは一箇所糸が切れると解れてきますが、手縫いの場合、
1箇所所が切れても、ほつれにくい特徴があります。


f0032021_20583458.jpg




⑨第2コバ磨き



⑩接着


エンマヤットコで圧着

クリップで留め、
10時間ほど固まるまで、接着します。


f0032021_214246.jpg




⑪ヤスリ

数種類のヤスリがけをしていきます。


f0032021_1518595.jpg







⑫最終コバ磨き

直接肌に触れるものですので、
染料以外全て天然由来のものを使用しています。

磨き・ヤスリ・染料・焼き・蝋など、14工程ほどかけて
革や革の部分部分で、磨き方を変えながら、磨いていきます。
木のような艶やかなコバになります。

塗るタイプのコバの場合は、この工程が一瞬ですが、うちでは作業の半分の時間を割いています。


2工程だけの磨きだと、この程度です。


f0032021_15204160.jpg



完成は、こんな感じになります。


f0032021_152135100.jpg






機械生産の市販のものの多くは、均一性と安定感があります。

対して、

人間の作る手作りの物は、一つ一つ違う個性と、
想いと情熱に裏付けられた意図せぬ「綾」があります。

加えて
バケッタレザーやタンニンなめしの革は、使い手により全く違う
革に育っていきます。

人間が作り、人間が磨き上げていく中で、より美しく成長していくことは、
歳をとるのではなく、
歳を重ねていくことだと思います。

共に歩む「時を刻む革小物」を
お届けできれば、幸いです。






気に入ってもらえたら、インターネットのサイトで
レザーで作った大事な作品たちを買ってもらえたらと、思います。
一つ、一つ丹精込めて制作しています。

使っている革はタンニンなめし(植物のタンニンで鞣した革)の革と
上質な(染料染めの)コンビなめしの革です。(タンニン鞣しとクロム鞣し)

革の持つ味わいを、残しつつ、使っていくほどに味わいが出ていく革です。

こちらから、お願いします。
メインの販売サイトは
http://manychoice.shopselect.net/

(後払い・クレジットカード・ゆうちょ振込・コンビニ払い可能です。)


https://manychoice.stores.jp/#!/
(クレジットカード払い可能です。)
上記サイトのみ送料無料

こちらでも、販売しています。

http://www.iichi.com/shop/F8595193
(クレジットカード・コンビニ払い可能です。)



前に撮っていた、写真の販売も始めました。
https://hikarinoki.thebase.in/



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by sittemasuka | 2017-05-31 15:23 | 製作工程~革小物ができるまで | Trackback